「不安な自分を許せない」その思いを許してあげましょう

「喜びや怒り、憎しみ、嫉妬や恐怖、不安などは、すべて自然な感情であって、それを感じている自分を責めることも恥じることもありません」「生活の発見誌　2019/5月号」P46 学習会シリーズ

心が不安なとき、気持ちは落ち着かず、身体は緊張して、イライラやざわざわした思いがお腹の中から上がってきます。

ああ、また不安がやってきた。なんで自分はこんなに不安に苦しめられるのだろう。この不安はいつまでつづくのだろう。このまま永遠に不安に苦しめられるのだろうか……。

こんな考えが頭をぐるぐるとまわり、思考が思考を作り出します。思考の嵐に巻き込まれて、ますます心はざわついて落ち着かなくなっています。

そんなときに、ちょっと自分の心を観察してみてください。不安が出てきたことで、何かを許せないと思っていることに気づきませんか。

不安が許せない？　いえ、もしかして、「不安」が許せないのではなくて「不安になっている自分」が許せないのではないでしょうか。

自分は常に良い気分でいたい、と思っていませんか。

いつでも気分よくいたいものですが、そんなことは無理なことです。不安が現れるときもあるし、怒りが出てくるときも、悲しくなるときもあります。それは誰もがそうなのです。

不安は、自分で作ったものではありません。不安や恐怖、喜びとか楽しいとか面白い、ネガティブな感情でもポジティブな感情でも、誰も自分でコントロールできないのです。

感情は自然に生まれるものです。30分後に悲しくなろう、とか、2時間後に怒りを爆発させてやろう、と予定を立てることはできません。

感情は、自分の都合にかまわず、勝手に現れるものなのです。不安になっている自分がいても、それは自分の責任ではありません。自分を責めることではありません。

不安な心に抵抗しないで、「不安な自分」をそのまま受け入れる。

それが簡単にできたらこんなに悩んでいないよ！　という思いもそのまま受け入れます。ああ、やっぱり不安が消えない、わたしはダメだ。という思いも、そのまま受け入れます。

ぜーんぶ受け入れて、不安を抱えたまま行動する。それを続けていくと、不安がそんなに嫌なものじゃなくなっていることに気づくかもしれません。

沖縄での集談会は、毎月第3日曜日と毎月第1木曜日に行われています。途中参加、途中退出も自由です。予約などありませんので、直接来ていただいて結構です。ぜひお気軽にご参加ください！

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●沖縄集談会（那覇市）→次回は6月16日です！
毎月第3日曜日　13:00〜17:00
なは市民協働プラザ　2F
参加費：500円
問い合わせ：安田
080-3776-6821
hiroyukiyasuda51@gmail.com

●沖縄夜間懇談会（浦添市）→次回は6月6日です！
毎月第1木曜日　19:00〜21:00
浦添市立中央公民館　3F
参加費：400円
問い合わせ：奥原
090-8290-9216
okuharayoichi@gmail.com

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