森田療法 生活の発見会 沖縄集談会

不安、緊張、恐怖などを感じやすい神経質な方に効果のある「森田療法」の集談会の案内です。

沖縄タイムスで代表幹事の安田さんが紹介されました!

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5月21日の沖縄タイムスに沖縄集談会・代表幹事の安田さんの記事が掲載されました。

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「あるがまま」受け入れる

 大学時代から対人恐怖症などの神経症に悩まされた。京都府出身で、転職を機に妻の故郷である沖縄に移住して12年。現在は、自助グループで同じ悩みを持つ人たちに自分の経験を伝え、気持ちを分かち合う。
「神経質な人の特徴として、真面目で完璧主義がある。99点では自分を認められず、1点取れなかったことに頭がいっぱいになってしまう」
 あがり症で、高校や大学では人前で朗読すると息ができないほど緊張した。うまくできない自分を責め、悪循環に陥った。
「生真面目な性格が災いした。中学高校で所属したバレーボール部でも先輩からミスを指摘されると、萎縮してプレーに力が入り、できなくなってしまった」
 大学生活はカウンセリングに週1回通い、何とか乗り越えた。航空会社への就職後もカウンセリングは続き、そのとき精神科医の故・森田正馬氏が確立した精神療法「森田療法」と出会った。「ネガティブなことも別の角度から見ると、優れていたり強みだったりするという『両面観』の視点を知った。この考えで自分の固定観念を切り崩していった」
 森田療法の視点から神経症を克服する自助グループNPO法人「生活の発見会」にも参加した。中には企業の幹部ら、さまざまな人たちが集まっていた。
「私は神経質な自分を、こんな損な性格はないと思っていた。しかし、発見会に来ると『神経質な性格を生かそう』と言われ、とても驚いた」
 神経症の悩みを打ち明けながら、自分の負の感情を無理にコントロールしようとせずに「あるがまま」を受け入れる森田療法の考えを実践。症状は自然と和らいでいった。
「こんなことで悩むのは自分だけと思いがちだが、体験を持ち寄ると『私も同じ』と必ず理解者がいる。月2回開く生活の発見会の沖縄集談会では、自分の経験を生かした恩返しがしたい」。
(学芸部・伊禮由紀子)

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先日の日曜日は那覇で集談会が開かれました。初めての方も多く来られて、とても良い会となりました。皆さんの参加お待ちしています〜。