森田療法 生活の発見会 沖縄集談会

不安、緊張、恐怖などを感じやすい神経質な方に効果のある「森田療法」の集談会の案内です。

不登校の原因は、もしかしたら神経質という性質にあるのかもしれません

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本日は那覇の集談会が開かれました。
全部で14人ほどの人が来られました。初めての方も数人いました。
森田療法の理論学習が行われ、また、それぞれの悩みや近況などを話し合う体験交流が行われました。とても和やかに実りのある話し合いができました。

那覇の集談会は次回は来年1月20日に行われます。
とくに予約などは必要ありません。
興味のある方は、ぜひご参加くださいね。

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●子供の神経質は親も子供自身も気づきにくい

不安や恐怖を感じやすい神経質な人は、老若男女を問わず、一定の割合で存在します。最近、増えている不登校の子どもたちの間にも、一定数いると思われます。

わたし自身がそうだったのでよく分かるのですが、子供の場合、自分が神経質だと自覚できないことが多いと思います。

たとえば、人の視線が気になる、授業中の音読がうまくできない、人前での発表で赤面してしまう、人にどう見られているかが気になる、など、どれも思春期にはよくある悩みです。なので、親も気づきにくいのです。

けれども、神経質な子供にとってそれがどれだけ大変なことか。

わたしは、小中学生の頃から、あがり症、視線恐怖があり、また人からどう見られるかがものすごく気になっていました。

でも、他のみんなも同じように暮らしているのだから、こうした問題はみんな持っているんだろう、と思っていました。こんなことで悩むことは恥ずかしいことだ、という意識がありました。

だから、そうしたことを親や友達にも相談できませんでしたし、自分でなんとかしないといけない問題だと感じていました。

わたしはなんとか不登校にはなりませんでしたが、それでも何かが一歩違えば不登校になっていた可能性は十分にありました。

●不安をあるがままに生活する、という考え方が助けになるかも

悩みを親に話さなければ、親は子供の問題を理解することができません。でも、子供自身も、自分が神経質であることすら分かっていないので、いつまでも問題を探ることができないのです。

こうしたことで不登校になっている子供はけっこうたくさんいるんじゃないか、とわたしは思っています。

森田療法では、不安を消そうとせずにあるがままに生活する、ということを学びます。神経質を持つ子供がこの考え方を知るだけでも、かなり気持ちがラクになるのではないか、また、親もそうした考え方を学ぶことで、子供との接し方に変化が生まれるのではないか、と思います。

森田療法の理論は奥深いものですが、難解なものではありません。親子で一緒に学べば、なにかのヒントが得られると思います。

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沖縄での集談会は、毎月第3日曜日と毎月第1木曜日に行われています。途中参加、途中退出も自由です。とくに予約などありませんので、直接来ていただいて結構です。ぜひお気軽にご参加ください!

ご質問がある方は、下記の問い合わせ先か、このブログのコメントにどうぞ。

●沖縄集談会(那覇市)→次回は1月20日です!
毎月第3日曜日 13:00〜17:00
なは市民協働プラザ 2F
参加費:500円
問い合わせ:安田
080-3776-6821
hiroyukiyasuda51@gmail.com

●沖縄夜間懇談会(浦添市)→次回は来年2月7日です!
毎月第1木曜日 19:00〜21:00
浦添市立中央公民館 3F
参加費:400円
問い合わせ:奥原
090-8290-9216
okuharayoichi@gmail.com

※集談会・懇談会の開催場所は、最寄の公共施設をお借りしています。開催会場への直接のお問合せはご遠慮ください。

●沖縄以外の方はこちら。日本全国で開かれています。

www.hakkenkai.jp