森田療法の「感じ」という概念
先日、2月17日に那覇市の集談会があり、10人ほどの方が来られました。
理論学習では、森田療法の「あるがまま」と「純な心」という項目を学びました。
そのなかに「感じ」という概念があるのですが、これがみなさんなかなか難しいという感想が出ました。
かくあるべしという気持ちから離れて、物事の本質や目の前のことに注目することで、心になにかの「感じ」が起こってきます。その感じに対して、理屈を挟まずちょっと手を出すと、感じは高まり、興味や進歩が生まれてくる。森田療法ではこんなふうに説明されています。
参加された方からは、以前聞いた話として「たとえばテレビや映画を見ているときに、いろいろ頭で悩みながら見るのではなく、そのなかのストーリーに没頭すること」という意見も出ました。
スポーツの世界で、ゾーンに入る、という言葉が使われます。スポーツに限らず、たとえば編み物をしたり、本を読んだり、勉強をしたり、といったときでも、その世界に没頭して、他に何も見えなくなる状態というのは、たまにあると思います。
なにかに没頭しているときは、頭のなかの思考から離れることができます。それを繰り返していけば、いずれ、とらわれから離れられるかもしれません。
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沖縄での集談会は、毎月第3日曜日と毎月第1木曜日に行われています。途中参加、途中退出も自由です。予約などありませんので、直接来ていただいて結構です。ぜひお気軽にご参加ください!
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●沖縄集談会(那覇市)→次回は3月17日です!
毎月第3日曜日 13:00〜17:00
なは市民協働プラザ 2F
参加費:500円
問い合わせ:安田
080-3776-6821
hiroyukiyasuda51@gmail.com
●沖縄夜間懇談会(浦添市)→次回は3月7日です!
毎月第1木曜日 19:00〜21:00
浦添市立中央公民館 3F
参加費:400円
問い合わせ:奥原
090-8290-9216
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