森田療法 生活の発見会 沖縄集談会

不安、緊張、恐怖などを感じやすい神経質な方に効果のある「森田療法」の集談会の案内です。

不安をそのままにするってどういうこと?

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遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

元旦は家の近くのビーチで初日の出を見ました。雲があって日の出は見れなかったのですが、雲間から光が差して、神々しい風景が見れました。週末の休みには、やんばるのほうで、山登りをしました。こちらは晴天のなか、とってもきれいな景色が見れました。

みなさまはどんなお正月を過ごしましたか?

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森田療法では、不安があっても、それをそのままにして生活することを説いています。

こう聞くと「不安をそのままにする、というのがよくわからない」と思う人も多いのではないでしょうか。

不安をそのままにする、というのは、不安を消そうとせず、不安から逃げようとせず、不安は出てきていいんだ、あっていいんだと認めてあげるということです。

「不安があることが嫌、不安な自分が嫌、できるだけ早くこの不安をなくしたい」

こんな気持ちでいると、不安はさらに大きくなっていきます。不安から目をそむけようとすればするほど、不安はどんどん大きくなるのです。

そこで、あえて不安に目を向け、その感じを味わってみるのです。不安な気持ちを、あっていいんだ、と思ってみる。不安の感覚を体でじっくりと感じてみる。

不安もあなたの一部です。不安はあなたを守ろうとして出てきたものです。あなたに危険が迫っていないか、知らせようとして現れているのです。不安は、あなたを防御しようとする本能から生まれているのです。

でも、不安が不安がっているものは、的外れなものが多いです。今すぐに死ぬんじゃないか、とか、他人がこう思っているんじゃないか、とか。

不安は一生懸命に不安だと騒ぎますが、神経質の不安の場合は、まったく慌てなくて良いことがほとんどです。本当は危険なんか迫っていないのです。

だから、不安が出てきたら「不安くん、出てきてくれてありがとうね」とお礼を言いましょう。心に思うだけで結構です。

不安はあなたを想ってでてきてくれているのですから、不安くんを叱ったりはしないでください。不安はあなたの敵ではありません。あなたの味方なんです。

だから不安が騒いでいても、それを止めようとせずに、その存在を認めてあげましょう。そして体の感覚をじっくりと味わってみましょう。

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集談会は、途中参加、途中退出も自由です。予約などありませんので、直接来ていただいて結構です。ぜひお気軽にご参加ください!

那覇木曜懇談会→次回は2月6日です!
毎月第1木曜日 19:00〜21:00
なは市民協働プラザ 2F
参加費:500円
問い合わせ:安田
080-3776-6821
hiroyukiyasuda51@gmail.com

那覇日曜集談会→次回は1月19日です!
毎月第3日曜日 13:00〜17:00
なは市民協働プラザ 2F
参加費:500円
問い合わせ:奥原
090-8290-9216
okuharayoichi@gmail.com

那覇水曜集談会→次回は1月22日です!
毎月第4水曜日 10:00~12:00
なは市民協働プラザ 2F
参加費:500円
問い合わせ:安田
080-3776-6821
hiroyukiyasuda51@gmail.com

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hakkenkai.org

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