体験を聞くこと、話すことが不安と向き合う力になります - 森田療法　生活の発見会　沖縄集談会

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昨日、那覇の協働プラザで集談会が開かれました。はじめての方もたくさん来られてぜんぶで16人ほどの方が集まりました。ご家族の代理で来られた方や、いろいろな療法や病院を経た方など、いろんな経歴、症状を持つ方が集まって、とても実りのある時間となりました。

体験交流では、みなさんの困っていることや発見したことなどを語り合いました。抱えている不安や強迫症など、すごく辛い状況を話される方もいて、皆が共感しながら、考える場になりました。

後半は沖縄集談会の代表幹事でもある安田さんの体験発表を行いました。幼少期の頃から、学生時代、現在に至るまで、辛いことやそれを乗り越えた経験、いまだに消えない思い、それを持ち続けることについてなど、すごく内容の濃い、たくさん考えさせられるお話でした。

誰かの経験を生の声で聞くことは、自分の不安や恐怖にどう向き合えばいいのか、ということのものすごく大きな力となります。また自分の不安や恐怖を他人に発表することは、それ以上に大きな救いをもたらすこともあります。自分が抱えている問題、誰かが抱えている問題、これらを共有することで、みんなの心が癒やされるのだと思います。

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この安田さんの体験発表は、5月12日に開催される「心の健康セミナー in 沖縄」でも、行われます。琉球病院の院長、福治康秀先生のお話と合わせて、いま、不安を持っている人、パニック障害、強迫症などの方の助けとなると思います。無料、予約不要です。

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